精密なものづくりにはCADが必要。

私はMac派。

ソフト選びに苦労したので経過を記す。

ちなみに3DソフトはFusion360で決まり。無料で使えるし、解説本も出ている。

問題は2D。

共同加工場(TechShop)にあるワイヤーカット放電加工機が中国製でdxf R12というフォーマットのデータしか受け付けない。

DraftSight

最初に使ったのがDraftSightというソフト。dxf R12が使え、放電加工機でいくつもの加工をした。

しかし、しばらく離れていると使い方を忘れてしまう。解説本を2冊買ったが、とにかく設定がわかりづらいし、本のとおりではない。

いい加減いやになってほかのソフトを探すことに。

ReadCADD

フランス製のソフトらしい。つくりはかなりまともだが、開発者に問い合わせた結果、dxf R12が使えないことがわかる。

無料版で使い方を学習しただけで断念。

HighDesignLT

イタリア製ソフトらしい。操作性もまともで、dxf R12も使える。ところが、操作中に結構落ちる。

8400円払って、異常終了が頻発するのもいやだったので、30日間の無料トライアル中、破棄。

EasyDraw5

アメリカ製ソフト。もともとillustratorのようなお絵描きソフトだったようだが、dxf R12も出力できる。

お絵かきの機能が邪魔になるが、とりあえず、これで進めることに。値段は600円。

 

悲しいことに日本製のソフトがない。

ものづくり日本は基盤となるCADソフトの面でも空洞化しているのだろうか。