あくまで、私のようにエコノミークラスで海外旅行する人のことを書いています。
エコノミークラスはどんどんセルフサービス化している。
昔はカウンターでチェックインして、紙の搭乗券を発行してくれた。今でもビジネスクラス以上では地上スタッフが暇そうにしているから、親切にこれまでどおりの対応をしてくれるだろう。
エコノミークラスでもそういう対応をしてくれる航空会社は今でもある。
しかし、アリタリア航空などのように実質的に格安航空会社クラスのところもある。そうした会社では端末を自分で操作する。画面が小さく、すぐタイムアウトしてしまうため、焦るとパニックに陥る。
パソコンやスマホでWeb Check In する方がむしろ簡単で、失敗が少ない。
パソコンとプリンターを海外に持っていければ、帰国の際も問題ないが、そうは行かないことが普通だろう。
そこで、スマホでチェックインし、スマホに搭乗券を取り込むことになる。
スマホの画面に搭乗券を表示させ、搭乗口で係員が搭乗券のQRコードを読み取る。
私は各航空会社専用のアプリをスマホにインストールして使った。
電池が切れると取り込んだ搭乗券を表示できなくなるから、電池の確保が死活的に重要だ。
荷物を預ける際も、自分で端末を操作してタグを印刷し、それを荷物につけて預けるようになっている航空会社もある。
これは画面の小さな使いにくい端末を使わざるを得ない。
アリタリア航空は荷物引き受けが有料で、タグを印刷する際にクレジットカードで料金を支払うようになっていた。ところが、端末が私のVisaカードを読み取れず、往生した。
荷物引き受けくらい、セルフサービスは勘弁してほしい。