SonyのXperia tipoというAndroid端末を2014年10月、観光旅行先のコペンハーゲンで使った経験をもとにメモ。

筆者は携帯電話の専門家ではないので、読んで参考にする人はあくまで自己責任で。

 

1)海外にスマホを持って行ったら、プリペイドSIMを買う前にまず、スマホを日本語から英語表記にする。

これはあちらの店員にスマホを操作してもらったり、操作を教えてもらったりするのに日本語では不都合だから。

Xperia tipoでは 設定→言語と入力→地域/言語→→English(United States)

2)SIMを入れないまま使える電話会社のリストを取得。

Settings→More…→Mobile networks→Service providers(2〜3分でリストが表示される。)

たとえばコペンハーゲンでは

TDC MOBIL
Telenor DK
TELIA DK
3 DK

3)リストに出てきた通信会社の中からPrepaid SIMを買う。

(空港の電話会社の出先やコンビニ、キオスクなど)

SIMにはStandard size、Micro size、Nano sizeの3種類がある。

一般的なのはMicro size。海外ではStandard sizeも多く、Xperia tipoも海外仕様なのでStandard size。

Micro sizeはまわりにStandard sizeの枠がついていて、カードからまわりの枠ごと切り出せば、Standard sizeになることも多いよう。

4)Xperia tipoにSIMを入れて、特定の電話番号にかけると電話が開通。

コペンハーゲンでTeliaという電話会社を使った時は「80 40 40 10」でした。

これで、電話の受けはできるようになる。(発信は別料金)

5)電話をこちらからかけられるようにするにはTop up = 電話料金の積み増しが必要。

インターネットとクレジットカードが使える環境があれば、電話会社のホームページで買う。

なければ、たとえばコペンハーゲンではコンビニやキオスクでお金を払い、ピンコードを買う。

コペンハーゲンでは100DKK(約2000円)から。

ブリュッセルでは電話会社の出先で、自動販売機を使って買いました。

買ったピンコードは特定の電話番号にかけて、音声ガイドにしたがってキー入力。

現地語(デンマーク語)だけでなく、英語でも指示してくれるので、よく聞いて入力。

これで、電話の発信が可能になる。

6)データ通信(インターネット)は通話とは別料金。

これもインターネットとクレジットカードが使える環境があれば、電話会社のホームページで。

なければ、コンビニやキオスクなどでお金を払い、ピンコードを買う。

買ったピンコードは特定の電話番号にかけて、音声ガイドにしたがってキー入力。

7)APNの設定

データ通信(インターネット)にはAPN(Access Point Name)の設定が必要。

ピンコードを買ったお店でAPN settingを聞くか

インターネットで「通信会社名 + APN settings」で検索。

コペンハーゲンでTeliaを使った時は下記のようでした。
username: (blank)
password: (blank)
APN name: www.internet.mtelia.dk

Xperia tipoにこれを設定するには

Settings→More..→Mobile networks→Access Point Namesと進んでいく。

何もない画面になるので、右下のメニューボタンをタップ。

出て来た「New APN」をタップしてAPNの設定を打ち込む。

 

以上でデータ通信が使えるはず。ただし、私が使ったコペンハーゲンのTeliaはとても通信速度が遅く、Google Mapさえ満足に使えませんでした。

また、コペンハーゲンでよく売られているLebaraは少なくともXperia tipoでは電波を認識せず、電話も使えませんでした。

日本でもそうですが、電話会社の選定は現地で使っている人に聞くのが一番だと思います。知人がいればですが…